2013年06月10日

環境ビジネスの定石(スマート思考編)

前回、「環境ビジネスの定石(エコアクション編)」では、企業における環境対応の必要性や現状ギャップなどについてお伝えしました。

今回は、企業の環境対応をポジティブに捉え、「環境」と「ビジネス」を融合させるためのスマートな思考についてお伝えしましょう。

「風が吹けば、桶屋が儲かる」という「ことわざ」をご存知でしょうか。

これは、「一つの原因(事象)が、ある結果をもたらす」ことを簡略化して表しています。
おわかりとは思いますが、このことわざには「過程」が抜けているのです。

風が吹くと(原因) → 埃が舞う → 埃が目に入る → 目の病気になる …(長〜い中略)… → 桶屋が儲かる(結果)

と言う具合に、実はいくつかの過程がロジック化されているのです。
これを「環境に対応すれば、会社が儲かる」という言葉に置き換えて考えてみましょう。

まず、「儲かる」というのは、あくまで結果論であり、目の付け所は「どんな過程でそうなるのか?」という点です。
そこで、「儲かる」を方程式で表すと次のようになります。
------------------------------------------------------------------------------------
(儲かる) = (売り上げた額) − (そのためにかかった費用)
            ↓
(売り上げた額) = (お客さんの数) × (買ってくれた単価)
                         ↓
                     (お客さんの数) = (見込み客数) × (獲得の確率)
------------------------------------------------------------------------------------
この方程式から注目する点を整理してみましょう。

   ● 売り上げた額が増えれば、儲けが出る
   ● お客さんの数が増えれば、儲けが出る
   ● 見込み客数が増えれば、儲けが出る
   ● 獲得率が上がれば、儲けが出る

これらを踏まえ、「環境に対応すれば ⇒ 会社が儲かる」を2通りにロジック化してみましょう。

【その−1】
企業が環境に対応する → 会社の存在価値が向上する → 市場(顧客)が注目する → 共感される → 市場ポジションが確立される → 差別化が図れる → 競争力が増す → 見込み客の獲得率が上がる → 結果、「儲かる」

【その−2】
企業が環境に対応する → 会社の環境貢献度が向上する → 市場(顧客)が注目する → ロハス、グリーンコンシューマー層が反応する → あらたな市場チャネルが開拓される → 見込み客数が増える → 結果、「儲かる」

これらは決して飛躍したロジックではないと思いますが、いかがでしょうか?

このように、企業の環境対応とは、「コスト」として捉えるのではなく「儲けネタ」で捉えるほうが得策となりえるのです。
その発想を形にしたものが 『環境ビジネス』 と言うことです。


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2013年05月29日

環境ビジネスの定石(エコアクション編)

近ごろ、気候の変化、自然災害の頻度や規模の大きさが昔と違うと感じられませんか?

  「ここに○○年住んでいるが、こんなのはじめてですよ」
  「○○年ぶりの□□」
  「観測史上最大!」

確かに、こんな言葉をニュースや報道などでよく聞きかされます。

これらは「地球温暖化による事象」と考えられるものが多くあります。
地球の気温上昇は、単に気候変動に留まらず、私たちの生活環境を大きく変えてしまいます。

「エコアクション」という言葉も最近では身近に聞かれるようになりました。

では、エコアクションは何のために行うのでしょうか?
それは、「地球(環境)のために良いことをしよう!」と言う具体的な行動表現です。

エコアクションは、もちろん企業にも該当します。
身近なところでは、節電をはじめ、クールビスやウォームビスもその一環と言えるでしょう。

近年の企業経営は、大企業を中心に「CSR」の取り組みが欠かせないものになりました。
大きな要素の一つに「自社は環境にどう向き合うのか?」という企業の姿勢を内外に示すことが挙げられます。

企業の本質は、営利(=ビジネス)を追求し、繁栄していくことに他なりません。

しかし、企業が社会の恩恵を受けて存在する以上は「社会的責任」「環境貢献」と言った姿勢も求められるわけです。

では、現実はどうでしょうか。

  「わが社は、環境にお金をかける余裕はない!」
  「環境対応は、大きな会社に任せばいい!」
  「環境に取り組むと、いくら儲かるのよ?」
  「環境?考えたことも無いなぁ…」     など

これが、多くの企業が思っている率直な意見ではないでしょうか。

たいそうな環境レポートなどを毎年発行している大企業でさえ、部門や部署が違えば「環境?そんなことやってたかな?」という程度での認識しかないところもあります。

確かに、企業の本質である「営利」の点からすれば、環境対応は「コスト」であり、特にプロフィット部門では収益を阻害する要因に映っているかもしれません。

まさに、「触らぬ神にたたりなし」と言ったところでしょうか。

しかし、スマートな考え方を申し上げると、環境対応を「コスト」ではなく「儲けネタ」として捉えてみるのも「アリ」だと思います。

つまり、「お金をかけて儲かる指標(=ROI=費用対効果)」次第では、「環境」「ビジネス」が見事に融合できるはずです。

と言うことで、次回「環境ビジネスの定石(スマート思考編)」で、企業が環境をどう捉えたらビジネス展開が可能なのか、具体的に考えてみましょう。


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2012年05月06日

環境ビジネスってどうやるの?

先日、某企業の経営者の方から、こんな言葉をいただいた。

「環境ビジネスって難しいんでしょ?うちは環境技術も知識もあるわけじゃないしね」と。

う〜ん。確かに、環境系の商材には最先端技術を駆使して開発された機材や科学的研究成果の産物が多いのも事実。

身近なエコ商材では、LED照明なんかが真っ先に思い浮かぶのだが、これ最先端かと思いきや、次世代照明として「有機EL」なるものが注目されているそうだ。

まさに、環境商材は日進月歩で高性能化や高効率化がどんどん進んでいるようだ。

とまぁ、狭い領域で環境ビジネスを語ってしまうと、事業化には特殊性がともなうのも否めない。

しかしながら、本当の環境ビジネスは何も特別なことをするわけではない。大切なのは「発想の転換」である。

つまり、これまでのビジネスに「環境の視点」を加え、新たな発想とアイデアでこれからのビジネスに活かしていくことが環境ビジネスの本質ではないかと思うのである。

では、どんな視点でビジネスを捉えたらいいのか?ここに、いくつか環境視点を取り上げてみた。

「いまのビジネス(事業)に…」

+「自然と共生することはできないか?」
+「地産地消はできないか?」
+「循環型にはできないか?」
+「今より低炭素化を図れないか?」
+「脱物質化は図れないか?」
+「脱所有化は図れないか?」
+「無害化は図れないか?」
+「今より長寿命化させることはできないか?」
+「もっと効率化は図れないか?」       など

このように、従来ビジネスにちょっとした発想とアイデアをつけ加えることで、既存商材が環境商材に生まれ変わる要素がある。

それが、「環境ビジネス」の出発点であり、原点でもあるということだ。


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2012年05月04日

環境ビジネスの展望は?

「環境ビジネス」という言葉を皆さんはどう捉えていますか?

自然保護事業?
地球浄化システムの製造販売?
省エネ機材の製造販売?
エコサービス?
ゴミ・破棄物処理事業?
石油・ガスなどの資源エネルギー関連?
排出量取引?

このように、ひとえに「環境ビジネス」と言ってもその領域は広く、実は明確な定義があるわけではない。

ただ、ひとつ言えることは、これまで私たちが「豊かさ」を追求するあまり、「環境」という側面から物事を深く考えず地球(自然・生物・資源など)に負荷を与え続けてきたことである。

その代償は、地球温暖化の進行、環境汚染、生態系の破壊、オゾン層の破壊、化石資源エネルギーの枯渇など、私たちの生活に直面する問題が深刻化したことだ。

わたしが思うに、環境ビジネスとは、地球環境に配慮し、負荷低減に努めながら「より良い事業にしていくこと」だと勝手ながらイメージしている。

経産省の試算によれば、2015年の環境ビジネス市場の規模はおよそ83兆円との予測データがある。これだけ見ても巨大市場であるが、そのポテンシャルはこんなものではない。

なぜならば、今後の市場ニーズを考えると「環境に配慮しないビジネス」では、成り立たなくなるからだ。

平成20年の国民生活白書では、日本国民の総消費額は284兆円とされているが、そう考えるとこの額に匹敵する市場ポテンシャルが環境ビジネスにはあるのではないだろか?

このようなことから、企業経営についても「環境に無関心」では、ビジネスに大きなビハインドを背負ってしまう懸念もぬぐいきれない。

収益あっての環境対策か、それとも環境対策あっての収益なのか、パラダイムの転換時期はもうきているかもしれない…。


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2012年03月25日

環境ビジネスにみる“エコ・モラル”

『エコ』という言葉には、「エコノミー」「エコロジー」の2つの要素がある。

共通しているのは、「環境」や「エネルギー」と密接な関わりがあることだ。

では、2つの違いは何か?

これを、環境ビジネスやマーケティングの観点から見てみると、「志向」の違いであると言える。

エコノミーとは、「節約」や「経済的」と言う意味を持つ。

つまり、「節約→エネルギー負荷低減=省エネ→コスト(出費)低減」という論理で物事を捉え、価値感を見いだしているのが、エコノミー志向の特徴と言ったところか。

一方のエコロジー志向は、自然や環境との調和をスローガンに掲げ、行動の優先付けを行う。

その特徴は、「モラル(=正しい行為)」を優先させる意識が高いため、決して損得勘定が先ではない。

その身近な「エコモラル」と言えるのが、ゴミの分別。

生ゴミ、不燃ゴミ、危険物、資源ゴミなどを細かく分けたうえで、それぞれ指定された曜日に指定された場所へ、指定された時間までに指定された方法でゴミ出しをしなくてはならない。

それだけ考えても、結構な労力と気を使う作業である。

損得で考えたら、誰もやる人はいないだろう。

では、なぜゴミの分別を皆はやるのだろうか?

それは、「モラル」を優先させているからではないだろうか。

もちろん、ゴミ出しのルールを破ってモラル違反のレッテルを張られたくないだろうし、場合によっては罰則対象にもなりかねないことも影響しているだろう。

色々と思うところがあるが、ポジティブに捉えるならば、社会の一員として環境に貢献をする意識からくる「モラル行動」と言える。

意識は行動を変える、行動の継続は習慣をもたらす。

つまり、嫌々のゴミ分別も意識からくる行動が習慣化されれば「当たり前」になるということだ。

世の中には、省エネに配慮した商品やサービスが様々あるが、消費者(顧客)がエコノミー志向の価値感だけでは、最後は「損得」のみで判断しかねない。

しかし、省エネ商材の本質は「地球環境や資源エネルギー負荷の低減」であり、それに貢献することが「モラル(=正しい行動)である!」と言う意識が前提となる。

環境ビジネス成功のカギは、まさに「エコノミー志向」から「エコロジー志向」へ消費者をどう導いていくかにかかっているのではないだろうか。


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